巨人は、宮崎市で行っていた秋季キャンプを打ち上げた。阿部新監督は「凄く実りのあるキャンプだった」と充実の表情。自ら打撃投手やノッカーを務めるなど精力的に動き回り、若手中心に鍛え上げた。

　2年連続で規定打席に到達した吉川や、高卒1年目の育成・中田歩が参加したキャンプ。オコエが腰痛、育成右腕のラモスが左脇腹痛で途中帰京したため「故障者が出てしまったので満点までとはいかない」としながらも「98点」と評価した。

　鍛錬の秋を終え、自主トレ期間に突入する。「一日たりとも野球のことは忘れないでくれ、と言った。下手くそになるのは本当に簡単。“俺、大丈夫なのかな”とか、毎日、不安に駆られてほしい」。伸び盛りの若手に危機感を植え付け、さらなる成長を願った。（小野寺　大）

11/15(水) 5:18　スポニチ
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